1992年に制度化された放送局で、市町村単位を放送エリアに放送を行う放送局です。 開局するためには、総務省の免許が必要です。 コミュニティ放送局は、FM波で放送を行うため、また放送局名にFMとつくので、 これまでのFM放送局と同じようなイメージを持たれるかもしれませんが、実は全く異なる放送局です。
コミュニティ放送局は、放送エリアを限定しています。ほんじょうFMは、本庄市およびその周辺市町の情報を専ら放送します。本庄市および周辺市町の旬な話題をタイムリーに放送します。 例えば・・・「コロッケが揚がりましたよ〜」「新作のケーキができました」「〇〇のランチ美味しかった!ぜったいオススメです。」「イベントにみんな来てね」「〇〇で献血をしているけどAB型が足りないみたいです」「交通事故で渋滞しています。急いでる人は迂回して」「詐欺電話があちこちかかっているみたいです。注意してくださいね。」「認知症のおじいちゃんがいなくなった・・・探してください」「明日は3歳児検診があります」「今週末、〇〇でジャズの生演奏があります。ラジオでライブ中継もするのでラジオでも聴けますよ」などなど、本庄市およびその周辺市町のこんな情報を毎日「生」で放送します。
全国の地方都市が、元気を失い衰退しています。本庄市も例外ではありません。実は、地方都市が元気を失う理由が、コミュニケーションの不成立です。おいしいお店や気風のいい店主のいるお店、優れたノウハウを持った事業者、面白いイベントがあっても、あることが伝わっていなければ、ないのと同じです。まちには、いろんなことで頑張っている人がいます。そのことが伝わって、まちのひとが興味をもって利用してくれたり、参加してくれたら、まちは元気になります。このコミュニケーションの成立に一役買うのが、ほんじょうFMです。
「天災は忘れた頃にやって来る」の言葉通り、いつ起こるか分からないのが災害です。特に最近の災害は、地球温暖化の影響もあってか、どこで起こっても不思議ではない状況です。特に、ピンポイントでの災害が多く発生しています。コミュニティ放送局は、このピンポイントの情報発信を専ら行なっているわけですから、地域限定の災害には重要な役割を果たすことが期待できます。局地的な大雨、台風、竜巻、停電・・・。こんな時も、市役所、町役場と連携し、本庄市およびその周辺市町で暮らす人たちの気持ちに寄り添った放送を心がけ、安心を届けていきます。停電になっても、乾電池があればどこでも聴くことができるのがラジオの魅力です。カーラジオでも聴けます。いざというとき役に立つのが、ラジオです。
まちメディアであるコミュニティ放送局は、誰か特定の人のものではあってはなりません。市民のための放送局であるべきです。そこで、市民株主を募集します。一緒に本庄市およびその周辺市町を元気にしませんか?